ソフトウエア無線開発プラットホーム
SPD-booster x8010
Xilinx社Zinqを搭載、プロ用無線機に搭載されるSDRボード
Xilinx社Zinqを搭載、SoC上のソフトウェアで変調復調処理を実現するSDR開発プラットホームです。一般に販売されているSDRボードは、研究開発用途には適していますが、高い性能が要求される無線機には向きません。SPD-booster x8010は、厳しい仕様をもとめられる実用機にSDRユニットとして搭載されています。AM,FMなどの処理はもとより、Wifiや地デジなどOFDMの変復調処理も搭載可能。また、ディジタルアップコンバータ機能により、1GHzまで直接送信波を合成します。
受信はサンプリング周波数200MHzのAD変換器を搭載しており、必要な選択度特性などを考慮してスーパーヘテロダイン方式のダウンコンバータを組み合わせます(ダウンコーバータは外付け)。
これに、仕様により必要なパワーアンプをつければ無線機が出来上がります。
>>コスモリサーチの無線機開発
主要諸元
ZyncSoC/Xilinx OS | Linux,RTOS |
受信系 | ADC 2ch,14bit,200Msps |
送信系 | DAC 1ch 14bit,1.6Gsps~2.4Gsps可変 10MHz~800MHz, SFDR 72dBc typ |
ライブラリ | AM,FM,PSK,OFDM,カスタム対応 |
新・ソフトウェア無線開発プラットホーム シングルキャリア専用機
SPD-booster light+
すでに多くの実績があるSPD-boosterに加え、ご要望の多かった狭帯域版(~150kHzBW)をリリースしました。
ST micro社 STM32H7を搭載。汎用的なMCUとRFFEを搭載したコンパクトなソフトウェア無線開発プラットホームです。
AM,FM,4値FSK,PSKなど、ソフトウェア処理で実行。
小さいながら送信はダイレクトコンバージョンを採用し、スプリアス特性などSPD-boosterに引けを取りません。
受信は妨害波耐性を考慮しスーパーヘテロダインを採用しておりカスタマイズされたフィルタを実装可能です。
特殊用途のトランシーバや工場内無線など、専用LSIを使用しない汎用的なMCUで実現できるため、世界的に半導体入手が難しい昨今の需要にマッチした製品です。
主要諸元
MCU/ST micro | STM32H7 32bit ARM Cortex-M7(倍精度FPU搭載), 480MHzmax, RTOS |
受信系 | ダブルスーパーヘテロダイン,ADC 16bit, 192ksps 30MHz~1GHz ※ターゲットアプリケーションによるマッチングが必要 |
送信系 | ダイレクトコンバージョン,DAC 16bit,192ksps 30MHz~1GHz ※ターゲットアプリケーションによるマッチングが必要 |
ライブラリ | AM,FM,PSK,カスタム対応 |
新・ソフトウェア無線開発プラットホーム 双方向通信対応
SPD-booster AIR2
周波数帯を6Ghzまで伸ばし、双方向通信に対応したAPD-booster AIR2。それぞれ16bitnoADC,DACを2ch搭載、双方向通信に対応。
またAIR2をIF段として、アップコンバートすることによりミリ波送受信機に適用できます。
主要諸元
Zynq SoC/AMD | XC7Z020 Linux、RTOS |
送信系 | 送信周波数 30Mhz~6GHz DAC 2ch 16bit 550Msps(max) ダイレクトコンバージョン |
受信系 | 受信周波数 30Mhz~6GHz ADC 2ch 16bit 2.2Gsps(max) ダイレクトコンバージョン ※送受信共、ターゲットアプリケーションによるマッチングが必要 |
ライブラリ | OFDM,FSK,FM,AMカスタム対応 |